女性ホルモン少なめな牛乳が日本で飲めるのか?

2021年3月10日

市販の牛乳が癌によくない理由として前回の牛乳は女性ホルモンを多く含むため乳がんに悪いと言う投稿からさらに詳しく書いていきます。

牛乳好き故に飲める牛乳はないのかな?と調べに調べた結果ですので、そうでない方には前回の記事だけで十分かもしれません😅

妊娠した乳牛と妊娠してない乳牛からの牛乳に含まれる女性ホルモンはどれだけ違うのか?

早口言葉のようになってしまいましたが本題に入ります😅

常に妊娠している乳牛から搾取された日本の牛乳が女性ホルモンを多く含むことについて、論文は見つけられませんでしたが参考になる研究結果を見つけました。

日本で市販されている牛乳、自然放牧されたモンゴルの牛乳、水。において生体に及ぼす女性ホルモン作用(子宮重量の増加)をラットを用いて比較した研究で、子宮重量は
市販されている牛乳を与えたグループ‥‥‥‥142±13mg
モンゴル遊牧民牛乳を与えたグループ‥‥‥‥114±30mg
牛乳を与えず代わりに水を飲ませたグループ‥‥87±6mg
と、牛乳を飲ませたグループに子宮重量の増加が見られた。

参考にしたページはこちら

これを見ると日本で市販されている牛乳よりは少ないけど、自然放牧されたモンゴルの牛乳も女性ホルモン作用があることがわかります。

また、モンゴルの牛乳は妊娠期間中に搾乳されるのは3ヶ月だけ、日本の市販されている牛乳は妊娠期間中に搾乳されないのは3ヶ月だけと言うことです。
日本での妊娠と搾乳期間モンゴルでの妊娠と搾乳期間
故 山梨医科大学名誉教授 佐藤章夫氏のサイトから引用)
この表を見ているうちにモンゴルの乳牛も牛の意思に従って妊娠し、期間は短いものの妊娠期間中に搾乳されていると言うことに気付きました。上記の研究に使われた牛乳は妊娠期間中に搾乳されたものじゃないけど妊娠期間中なら女性ホルモン含有量は増えるのでは?逆に考えれば、妊娠してない時期に搾乳された牛乳なら日本で購入できる牛乳でも女性ホルモンの含有量が少ないと言うことになるのでは?

そもそも妊娠前後の女性ホルモン分泌量ってどうなんだろう?

と探しましたが妊娠による牛のホルモン分泌量の変化は見つけられなかったので、同じ哺乳類だし似たようなもんだろうと人の妊娠前後のホルモン分泌量を調べたところ、妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増え妊娠後期でピークに。出産を終えたら急激に分泌が減ると言うことです。人と同じような増加だとしたらモンゴルの乳牛は妊娠3ヶ月目くらいまでしか搾乳されないので女性ホルモンの増加も微量ですね。

妊娠時の女性ホルモンの推移画像は大塚製薬さんのサイトから引用しました

日本のスーパーなどで売られている乳牛の場合、妊娠して2ヶ月までと出産して2か月後くらいの牛乳なら飲んでもいいのか?と牛の発情期を調べてみたら21日に1度のようです。と言うことは季節は関係なく1年中妊娠可能と言うことですね😭
榎本牧場さんのQ&Aより。”牛や牛乳について、その他なんでも答えられる質問ならなんでも答えていきたいと思っている”と書かれている通り、書きにくそうなこともズバッと書いてて素敵です)

乳牛から絞られたミルクを集めて売るための工程を経て販売されることもあり、この時期の牛乳なら女性ホルモンが少ないよ〜。ってことはないのでしょうね。
確かに1年中同じお値段で牛乳が売られていることを考えたら、妊娠している牛がいない期間はないですよね。

自然放牧をしている牧場さんが資料にあるモンゴルのように妊娠4ヶ月以降は搾乳をしてなかったら飲んでもいいのかな?
その場合、ジャージー牛乳は元々脂肪分が多いので避けた方がいいかも。
ジャージー牛乳、濃くて美味しくて好きなんだけどなぁ。
以前は”たまの贅沢”で飲んでいたんだよねぇ。

ちなみに脂肪分が多い牛乳ほど女性ホルモンの含有量が多く、ローファットミルク(低脂肪乳)なら女性ホルモンの含有量は減りますが、男性ホルモン優位になり不妊などの不調の原因にもなるようです。

それに普通の牛乳と同じくストレスフルな乳牛から生み出されたものだと思うと積極的にはとりたくないですよね。。そもそも加工乳より牛乳が好きだし。

(参考にしたサイト 乳がんいつでもなんでも相談室さん福原薬局さん

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